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前にこのブログでご紹介をした台南孔子廟周辺の建物について
2016年になり状況が変わっておりましたので
直近の状況をご紹介したいと思います。

↓以前に書いた記事です。

台南孔子廟と周りの日本統治時代の建築物(1)
台南孔子廟と周りの日本統治時代の建築物(2)

まずは、前にコメントでいただきました気象台裏の
日本統治時代の料亭「鶯料理」について訪問をしてきました。
台湾でのレトロブームにのってキレイに修復されております。

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修復前の様子が台湾版のウィキペディアに掲載されています。
かなりボロボロですね。よくここまできれいに修復したものです。

大正時代に営業をしており、当時は台南で一番の料亭として賓客が訪れていたようです。
皇太子時代の昭和天皇が台南視察に訪れたときにもこの料亭で食事をされたようです。

20時まで開館をしているので夜に訪問をしましたがこれが「大当たり」、芸者さんや仲居さんの働く姿やお客さんの姿が影絵で再現されており、楽しい雰囲気でした。

音楽も流れており、まるで料亭時代の賑わいが蘇ったかのようです。
(ちょっと言い過ぎかもしれませんが・・・)

中は簡単な資料館になっており当時使われていた道具が展示されています。
お庭も狭いですが整備されており、まるで営業中の料亭のようです。

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すぐ隣には天壇というお寺?があるのであわせて訪問するといいでしょう。路地ですが夜でも参拝者が多く人通りが絶えないので安心して見に行くことができました。

ちょっと残念だったのが消防署です。
修理中のようで幕に包まれた状態でした。
今後、建設当時の姿に戻して修復修理されるようです。
わざわざ、近年の増築部分を壊して復元するなどかなり力が入っている様子です。今回、建物を見ることができないのは残念ですが今後が楽しみですね。

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林百貨はお店としてオープンをしていました。
かわいい雑貨や文具、台南のお土産などが販売されているので
観光で来たなら訪問して損はないと思います。

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昼間はこんなカンジです。

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屋上には神社の跡も残されています。

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屋上からの眺めも抜群です。
土地銀行の立派なビルを上から眺めることができます。夜景も良かったですよ。(写真はうまく撮れませんでしたが)

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すこしずつ歴史ある建物がリノベーションされ
ますます魅力あるエリアになっていました♪
ぜひ台南を訪問の折にはこのエリアを散歩してみてください〜

鶯料理
営業時間10時〜20時
台南市中西區忠義路2段84巷18號

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台湾最古の要塞である安平古堡から北側へ2〜3分ほど歩くと
白い瀟洒な建物が見えてきます。

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この建物は、昔の商館である「徳記洋行」で内部は安平地区の貿易や産業の歴史を
紹介した博物館(開拓史資料館)になっています。

このエリアにゆかりのある様々な国の人の生活様式や昔の産業の様子を蝋人形で再現しています。

↓塩田で働く人達(安平地区のすぐ北側は塩田や湿原地帯になっています。)
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私の持っているガイドブックにはやたらと不気味、不気味と書いてありましたがそれほど不気味ではなかったです。

そのすぐ隣には「安平樹屋」と呼ばれる、樹々に埋もれてしまった
昔の倉庫があります。

成長の早いガジュマルにレンガ造りの倉庫がうずもれており、まるで遺跡のよう。
大きな木々の根っこにつつまれていたり。
まるでSFの文明の崩壊した世界みたいです。

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台湾の人にも人気があるようで、多くの人で賑わっていました。
歩道橋のような通路が設けられており、上から「安平樹屋」を眺めることもできるようになっています。

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もともと、塩の倉庫として、使われていたのですが、戦後まもなくのころから放置されこんな状態になってしまったようです。

2008年に台南市が整備して、現在に至るようです。台湾の人の間ではラピュタのようだと言われているらしいデス。

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チケットは「徳記洋行」「安平樹屋」の両方がセットになっており50元です。

台湾の連休に訪問したため、チケットを購入するのに10分ほど並ぶほどの大人気でしたが、中に入ってしまえばそれほどの混雑感を感じることはありませんでした。(安平樹屋が人気のようです。)

安平地区に行ったのなら、ぜひ訪問してみてください。オススメです。

台南駅から安平地区へ

台南の市街地から路線バスで1時間ほど海に向かった場所が安平地区です。
タクシーだったら半分ぐらいの時間で、実は歩いても1時間ほど。

行きは歩きましたが、車が多くて歩きにくいのであまりお勧めできません。
特にいくつもの大通りが集まるロータリーを越えるのがめんどくさかったです。
日本にはないので、どっちに気をつけて渡ったらいいのかもよくわからないという辛さも。

途中で湿原を横手に見ながら歩いたのはいい思い出になりましたが、、
やはり車が多く排気ガスが辛かったです。安平地区から湿原まではすぐ近くですので
一旦、安平地区に向かってから周囲を散歩することをお勧めします。

帰りは徳記洋行、安平樹屋のそばのバス停から路線バスに乗って帰りました。
バス停が多く時間がかかるのでタクシーを使ったほうがてっとり早く行けると思います。バスでは台北の交通カード「悠遊卡」が使えました。

安平老街

安平地区の中にある安平老街は、古い町並みが残されているエリアです。
伝統的なレンガ造りの家屋が立て並んでおり、路地歩きがとっても楽しい。
(北京などの四合院住宅に似ていますが、小ぶりで中庭は四合院のように建物で四角く囲われてはいません。)

路地の中にも観光スポットが隠れており、古い昔ながらの建物が
オシャレなカフェや雑貨屋さんとして改装されています。
(日本で言ったら奈良町みたいなイメージです。)

屋台もたくさん出ており、食べ歩きも楽しむことができます。
数十元で食べ歩きに嬉しい小ぶりなサイズの屋台料理を楽しむことができます。
海に近い土地らしく、エビの屋台が目につきました。

安平古堡

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安平老街を奥まですすんでいくと、大きな城塞が見えてきます。
これが安平古堡と呼ばれる台湾最古の城塞です。
入場料は50元、次から次へと人が訪れる大人気の観光スポットでした。

この安平古堡はオランダ東インド会社が台湾統治の拠点として建設したのが
はじまりで、当時はゼーランディア城と呼ばれていました。

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その後、鄭成功がオランダ人を追い払い、安平城と名前を変えて居城として利用したそうです。

その後、清の時代は放置され荒廃していったようですが、日本統治時代に軍の宿舎として利用され、オランダ時代の城塞はとは異なる形に改装されました。
現在残っているのはほとんど日本時代にに作られたものです。

その後、中華民国政府によってオランダ時代の残存部分が国家1級古蹟として保護され今に至ります。

台湾の休日に訪問したため、観光客でいっぱい。
高台の上にある洋館ではアイスクリームを販売していましたが長蛇の列。

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展望台の階段もいっぱいですれ違うのが困難なほどで、展望台からは混雑でほとんど外を見ることができませんでした。

建物の一つは博物館になっており、オランダ時代からの歴史を学ぶことができるようになっています。

安平古堡から北側にあるくと昔の商館である「徳記洋行」と
樹木に埋もれてしまった倉庫「安平樹屋」があります。

次回はこの二つをご紹介します。

台南市の玄関口、台南駅も国内第2位の収入を誇る駅ながら日本統治時代の駅舎が今も現役で使われています。
昔の上野駅のように古びていますがどこか懐かしさを感じさせるあたたかさを持っています。
駅舎が町のシンボルだった時代の堂々とした風格ももっており、古都、台南の玄関口らしい駅舎です。

↓内部はこんな感じです。乗降客が多く列車が到着すると混雑します。
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↓外観です。写真撮るの忘れてしまったのでWikipediaのパブリックドメインの写真を拝借しています。
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台南駅の中には観光案内所も入っています。日本語のパンフレットや地図もあり、案内所のお姉さんは簡単な日本語で説明してくれました。休日だったので混雑していましたが、観光客には強い味方になるかと。

高雄駅
南に電車で30分ほどの高雄駅は現在、工事中で仮の駅舎を使用していますがすぐ隣に日本統治時代末期の1940年に建てられた帝冠様式の駅舎が高雄地区鉄道地下化の資料館として保存されています。駅舎時代の場所からわざわざ移転させて保存したらしいです。

戦争直前に建てられただけあってナショナリズムを主張する威圧的な雰囲気。正直、あまり好きにはなれません。台湾の人々には愛されているようで、新しい地下の高雄駅が完成した暁には元の場所まで戻してもう一度玄関口として活用する計画があるそうです。
(展示物は地下化の資料が飾ってあるがあまり面白くありませんでした。中も閑散としていました。)

TAKAOEKI.jpg

台中駅
最後に紹介したいのが台中駅の駅舎。私は3つの駅舎の中で、一番好きです。
赤煉瓦のキレイなかわいい駅舎で、東京駅に雰囲気が似ています。
3駅舎の中で最も古い1917年に建てられ、現在は国家2級古蹟に指定されています。

↓台中駅外観
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↓台中駅ホーム(月台)、ホームも昔ながらの煉瓦でできています。
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以上、日本統治時代の駅舎が残る3都市の駅舎でした。

台南孔子廟と周りの日本統治時代の建築物(1)の続きです。
孔子廟から北へ向かって歩きながら日本統治時代に建てられた建築物を眺めていきます。

地図1


まずは、孔子廟の斜め向いにある「台南市警察局(警察署)
現在も警察署として使われています。
濃いめの赤煉瓦と白色の帯の意匠が特徴的です。

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続いて孔子廟の南隣にある「国立台湾文学館
図書館と博物館が一体になった施設で、無料で入ることができます。

建設当時は市役所と台南州庁として使われていました。

後ろの部分に現代的なガラス張りの建物が増設されていますが、古いレトロな煉瓦づくりの建物とうまく融合しており、とてもビューティフル。

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無料で中にはいることができますので、外観だけじゃなくなく中もチェックしてみてください。

さらに歩くと中心が公園になったロータリーが見えてきます。
ロータリーと大通りも日本統治時代の都市計画でできたものです。
(見た目はきれいですが、徒歩だとぐるりと回るだけで時間がかかって散歩には大敵です。)

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ロータリーに沿って消防署(正確には警察との合同庁舎)があります。
訪問した時は、かわいいクリスマス飾りがつけられていました。
監視塔は建設当時、台南で最も高い建物だったそうです。
あまり手入れがされていないのか近くで見るとボロボロ。

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ここから中山路を5分ほどすすむと日本統治時代に建てられた土地銀行林百貨があります。

林百貨は1932年に建てられ台南のシンボル的な百貨店として親しまれ、設備の素晴らしさは当時は台北の菊本百貨店と2大百貨ビルと称えられていました。

近年大改装が終了し、往時と同じ林百貨の名前で再オープンしたらしいのでこれから訪問する人はぜひ寄ってみてください。
林百貨公式サイト(日本語ページ有)http://www.hayashi.com.tw

ロータリーから北へすすむと最後に「気象台」があります。
丸い円形の建物に灯台のような建築物が載っています。
レンガの優しい赤と灯台のような純白の白の見事のコラボレーション。

かつては同じタイプの気象台が各地にあったそうですが、今は台南にしか残っていないとのこと。
既に気象台としての役割は終えており、史跡として残されています。

↓写真がひどくてゴメンなさい。本物は美しい建物です。
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以上が孔子廟付近の日本統治時代の建築物です。
いかがでしたでしょうか?

台湾の人は歴史的建築物の保存に熱心なようで
各地で日本以上に戦前の時代の息吹を感じることができます。

特に最近はレトロブームなようで、リフォームして古い建物が以前とは違う新たな役割を担うケースが増えてきています。
(日本でいうと横浜の赤レンガ倉庫みたいな感じです。)

次回の台南ネタは同じく日本統治時代に建てられたら、台南駅をご紹介します。お楽しみに!



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