台南孔子廟と周りの日本統治時代の建築物(1)の続きです。
孔子廟から北へ向かって歩きながら日本統治時代に建てられた建築物を眺めていきます。

地図1


まずは、孔子廟の斜め向いにある「台南市警察局(警察署)
現在も警察署として使われています。
濃いめの赤煉瓦と白色の帯の意匠が特徴的です。

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続いて孔子廟の南隣にある「国立台湾文学館
図書館と博物館が一体になった施設で、無料で入ることができます。

建設当時は市役所と台南州庁として使われていました。

後ろの部分に現代的なガラス張りの建物が増設されていますが、古いレトロな煉瓦づくりの建物とうまく融合しており、とてもビューティフル。

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無料で中にはいることができますので、外観だけじゃなくなく中もチェックしてみてください。

さらに歩くと中心が公園になったロータリーが見えてきます。
ロータリーと大通りも日本統治時代の都市計画でできたものです。
(見た目はきれいですが、徒歩だとぐるりと回るだけで時間がかかって散歩には大敵です。)

2015011215393737e.jpg

ロータリーに沿って消防署(正確には警察との合同庁舎)があります。
訪問した時は、かわいいクリスマス飾りがつけられていました。
監視塔は建設当時、台南で最も高い建物だったそうです。
あまり手入れがされていないのか近くで見るとボロボロ。

20150112153925340.jpg

ここから中山路を5分ほどすすむと日本統治時代に建てられた土地銀行林百貨があります。

林百貨は1932年に建てられ台南のシンボル的な百貨店として親しまれ、設備の素晴らしさは当時は台北の菊本百貨店と2大百貨ビルと称えられていました。

近年大改装が終了し、往時と同じ林百貨の名前で再オープンしたらしいのでこれから訪問する人はぜひ寄ってみてください。
林百貨公式サイト(日本語ページ有)http://www.hayashi.com.tw

ロータリーから北へすすむと最後に「気象台」があります。
丸い円形の建物に灯台のような建築物が載っています。
レンガの優しい赤と灯台のような純白の白の見事のコラボレーション。

かつては同じタイプの気象台が各地にあったそうですが、今は台南にしか残っていないとのこと。
既に気象台としての役割は終えており、史跡として残されています。

↓写真がひどくてゴメンなさい。本物は美しい建物です。
2015011215395822f.jpg

以上が孔子廟付近の日本統治時代の建築物です。
いかがでしたでしょうか?

台湾の人は歴史的建築物の保存に熱心なようで
各地で日本以上に戦前の時代の息吹を感じることができます。

特に最近はレトロブームなようで、リフォームして古い建物が以前とは違う新たな役割を担うケースが増えてきています。
(日本でいうと横浜の赤レンガ倉庫みたいな感じです。)

次回の台南ネタは同じく日本統治時代に建てられたら、台南駅をご紹介します。お楽しみに!


コメント

  1. wra | 9MBBB9Tg

    こんばんは

    ご存知かもしれませんが・・・じつは、旧気象台のすぐ裏側に「鴬料理」という元小料理屋があるんですよ。

    長らく荒廃していたため、台風で建物の半分が倒壊してしまいましたが、残され建物を修復して、ちょっとした博物館にしています。徹底的に修復されていたので、当時の雰囲気がよく残っていましたよ。

    ( 00:15 [Edit] )

  2. HINO | -

    Re: こんばんは

    名前はガイドブックかなにかで見た記憶がありますが
    気象台の裏だとは全く知りませんでした。
    (惜しいことしてしまいました、、)

    ちょっと検索してみましたが伝統的な日本の雰囲気を残した素敵な建物ですね。
    このあたり、本当はじっくり見たかったのですがバタバタで、、、

    今度はじっくりと散歩してみたいと思っているので
    そのときに訪問してみたいと思います。

    素敵な情報ありがとうございました。

    > ご存知かもしれませんが・・・じつは、旧気象台のすぐ裏側に「鴬料理」という元小料理屋があるんですよ。
    >
    > 長らく荒廃していたため、台風で建物の半分が倒壊してしまいましたが、残され建物を修復して、ちょっとした博物館にしています。徹底的に修復されていたので、当時の雰囲気がよく残っていましたよ。

    ( 12:43 )

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